偏差値90はどのくらいすごい?

「偏差値90」というと、一体どれほど優れているのか、ピンとこない人も多いかもしれません。実は、この数字は非常に稀なレベルを意味しています。

一般的な偏差値は、平均が50で、標準偏差が10の正規分布に基づいています。つまり、偏差値90というのは、平均から標準偏差の4つ分も上に位置する、極めて高い数値です。統計的に見ると、偏差値90以上(または10以下)に該当する人は、全体のわずか上位(または下位)0.00315%。つまり、10万人に3人程度しかいない計算になります。

たとえば、全国の高校生約100万人いるとすれば、偏差値90以上の人は全国で約300人。それはつまり、各都道府県で数人しかいないレベルの高さです。受験や模試の世界でこの数値に達するのは、並々ならぬ努力と実力が必要だと言えるでしょう。

さらに、偏差値100以上となると、その出現確率はさらに下がり、上位0.00002%。ほぼ100万人に2人以下という、極めて稀な存在です。こうした数値は、理論的には存在しても、現実のテストではほとんど見かけません。

偏差値90という数字は、「ほぼトップクラス」という意味をはるかに超え、一握りのエリートの中のエリートを示しているのです。もちろん、偏差値だけで人間の価値が決まるわけではありませんが、客観的に見ても、これは並外れた成果と言えるでしょう。

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