オクラが曲がる理由、ご存知ですか?
家庭菜園でオクラを育てている人なら、時々見かける「曲がったオクラ」。見た目はちょっと気になるけれど、食べられるの?と疑問に思う方もいるかもしれません。この現象は、農業の世界では「曲がり果(まがりか)」と呼ばれ、いくつかの原因によって起こります。
まず、土壌中のチッ素肥料が多すぎると、植物が元気すぎて逆にバランスを崩します。草勢が強すぎると、花がうまく受粉できなかったり、果実の成長にムラが出て、結果としてオクラが曲がってしまうのです。反対に、草勢が弱すぎても同様の現象が起きることがあります。
もう一つの大きな原因は、カメムシやアザミウマといった小さな害虫の存在です。これらの昆虫がオクラの花や若い実に寄生し、汁を吸い取ることで、中の種の発育に偏りが生じます。その結果、実の片側だけがうまく膨らまず、曲がった形になってしまうのです。
実は、曲がったオクラも見た目は悪いですが、食べることに問題はありません。ただし、家庭菜園では、肥料の量を適切にコントロールしたり、害虫対策として早めに防虫ネットを張ったりするだけで、ずいぶん防げるものです。旬のオクラをまっすぐで美しい形で収穫するために、ちょっとした手間をかけてみるのも楽しいですね。
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