オクラのルーツと上手な育て方

オクラの原産地は、東北アフリカとされています。アオイ科に属するこの野菜は、熱帯地域では多年生として成長し、なんと草丈が5~6メートルにまでなるほど生命力が強い植物です。しかし、日本のように寒さに弱い気候では1年草として扱われ、春に種をまいて夏に収穫するのが一般的です。

オクラは暑さに強く、真夏の高温下でもぐんぐんと成長します。日当たりのよい場所を好み、水はけのよい土壌で育てると、たくさんの実をつけます。反面、気温が10℃以下になると生育がストップしてしまうため、霜が降りる前までに収穫を終える必要があります。

家庭菜園でオクラを育てるなら、5月ごろから露地植えを始めると良いでしょう。支柱を立ててつるを誘引し、こまめに収穫すれば、夏の間ずっと新鮮なオクラを楽しめます。粘り気が多く、栄養豊富なことでも知られ、天ぷらや煮物、納豆と混ぜてご飯にかけるなど、日本人の食卓でも親しまれています。

今、スーパーで見かけるオクラも、実は遠くアフリカの大地から始まった野菜。その歴史を思いながら、一皿の料理を味わってみるのも楽しいかもしれません。

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