カシューナッツに潜む「ウルシオール」とは?
スーパーで見かけるカシューナッツは、たいてい香ばしくローストされていて、クリーミーな味わいが魅力です。でも、実は生のカシューナッツには注意が必要です。生の状態では、漆(うるし)と同じ成分「ウルシオール」が含まれているのです。
ウルシオールは、日本では「かぶれ」の原因として知られる物質。漆器に触れてかゆみや発疹が出たことがある人なら、その強さを実感しているかもしれません。生のカシューナッツの殻やその周辺に含まれるこの成分は、肌に触れるとアレルギー反応を引き起こすことがあります。ひどい場合は、じんましんや呼吸困難になるケースも報告されています。
だからといって、市販のカシューナッツを怖がる必要はありません。お店で売られているものは、厳重な処理を経てウルシオールを除去した上で、加熱処理されています。つまり、安全に楽しめるように手が加えられているのです。
ただし、自分で生のカシューナッツを調理することは避けたほうが無難。特に家庭で殻をむこうとすると、危険な成分に触れてしまう可能性があります。安心して食べるためには、信頼できる業者による加工品を選ぶのが一番です。
カシューナッツはビタミンやミネラルも豊富で、適量なら健康的なスナック。正しい知識を持っていれば、美味しさと安全を両立できます。
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