カヌレの意外な起源
日本の朝食テーブルでも人気のカヌレ。その小さなボディに隠された歴史は、とても興味深いものです。
実はこの焼き菓子、もともとワイン造りに関わる修道院で生まれたと言われています。16世紀頃のフランス・ボルドー。ワインをきれいにするために、当時、卵白を清澄剤として使っていました。その結果、大量の卵黄が余ってしまうことに。
無駄にせず、どうにか活用できないかと考えた修道士たちが、その余った卵黄をふんだんに使った焼き菓子を考案。それが、カヌレの原形だとされています。
今ではその独特の香ばしさと、外はパリッと、中はねっとりとした食感が魅力のスイーツとして世界中で愛されていますが、そのルーツはまさに「捨てない知恵」。古くからの食文化が生み出した、地道な工夫の賜物と言えるでしょう。
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