キンキってどんな魚?
「キンキ」という名前の魚をご存知ですか?実はこの魚、日本ではあまりなじみがありませんが、北太平洋の深海にすむ神秘的な魚なんです。その英名はShortspine thornyhead(ショートスパイン・ソーニーヘッド)といい、名前の通り、頭に小さなトゲがあるのが特徴です。
分類上では、スズキ目カサゴ亜目のキチジ属に属し、学名はSebastolobus alascanus。1890年にアメリカの魚類学者ベインが初めて記載しました。主にアラスカ沖からカリフォルニア沖の深い海域(300〜1500メートル)に生息していて、赤みがかった体色がとても美しいことから、現地では高級魚として扱われることも。
実はキンキ、味はとても上品。身は白身で、しっかりとしていながらもやわらかく、あっさりとした風味が特徴です。日本では流通が少ないため、めったに口にできませんが、知る人ぞ知る「幻の魚」ともいえる存在。最近では一部の高級レストランで使われることもあり、注目度が高まっています。
ちなみに、名前の由来は「金気(きんき)」という古い呼び名から。昔からその美しい色合いから「金」の字が使われてきたようです。魚好きの間では、ぜひ一度は食べてみたい一品です。
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