小学校で宿題の少ない国々

日本では当たり前になっている小学校の宿題ですが、実は世界には宿題を出さない国がたくさんあります。アメリカやロシア、タイ、インドネシア、フランス、オーストラリアなどでは、宿題があまりないか、あっても読書や簡単なプリント程度。夏休み中は特に、毎日勉強しなくてもいいように、ほとんど課題が出ないことが多いです。

こうした国の多くは、「子どもたちには学校以外の時間を使って、いろいろな経験を重ねてほしい」と考えています。外で遊ぶ、家族と過ごす、自然に触れる、新しいことに挑戦する――そんな生活そのものに学びがあると信じているのです。学校の成績よりも、「たくましく、心豊かに育つこと」を大切にしているからかもしれません。

一方、日本では「学力向上」や「習慣づけ」のためとされる宿題。しかし、子どもたちの中には「毎日がんばっても、遊びたい時間が減る」と感じている子もいるでしょう。海外の例を見ると、「学ぶ」ことの形は、勉強だけではないと気づかされます。

もちろん、国や文化によって教育の考え方は異なります。しかし、子どもにとって本当に大切な時間とはどんなものか――日本の教育にも、少しの問いかけになるかもしれません。勉強も大事。でも、休み時間の笑い声や、夏の夕暮れの散歩も、きっと一生の宝物になるのです。

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