日本全国のタンス預金が100兆円超え?

「タンス預金」という言葉を聞いたことはありますか? これは、銀行などに預けず、自宅で現金を保管している状態を指します。驚くべきことに、日本全国のタンス預金の総額は100兆円を超えるというのです。これは日本銀行の調査に基づくもので、未だに多くの人が現金に安心感を抱いていることを表しています。

確かに、現代はキャッシュレスが進み、スマホひとつで買い物ができる時代。でも、いざというときの備えとして、現金を手元に置いておきたいという気持ちは、特に高齢世代を中心に根強く残っています。災害時や停電の際、電子マネーやクレジットカードが使えなくなる可能性があるため、現金の存在意義はまだ大きいのです。

また、銀行に預けるよりも自宅で管理した方が「安全」と感じる人もいます。特に、預金保険の対象外となる一部の状況を心配する声もありますし、利子がほとんどつかないことから「預けても意味がない」と考える人も少なくありません。

とはいえ、現金を大量に自宅に置くにはリスクも伴います。紛失や盗難の恐れがあるほか、万が一の火災で全額を失う可能性も。専門家は、ある程度の現金は手元に置いても良いとしている一方で、「過度なタンス預金は避け、信頼できる金融機関と上手に付き合う」ことを勧めています。

時代が変わっても、人々のお金への意識はそう簡単には変わりません。100兆円という数字は、日本人のお金に対する「安心」の形を今一度考えるきっかけとなるでしょう。

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