日本の「チャプチェ」って何?
「チャプチェ」というと、韓国料理のイメージが強いですよね。実は日本でも、昔から似たような名前の食べ物が存在しています。日本語で「チャプチェ」は「雑菜」と書き、特に昭和の時代には家庭の食卓でよく使われた言葉です。
「雑菜」というのは、文字通り「いろいろな野菜を混ぜて炒める」料理のことを指します。「雑」という字には、「まとめる」「まぜる」「たくさんある」といった意味があり、まさにいろんな具材をひとつの鍋に集めて作る炒め物にぴったりの名前です。韓国のチャプチェとは具材や味付けが少し違いますが、日本版の「雑菜炒め」は、にんじん、ほうれん草、きくらげ、豚肉などをしょうゆベースで炒めた家庭料理として親しまれてきました。
実はこの「雑菜」という言葉、2016年9月9日にあるテレビ番組で紹介されたことから、少し話題になりました。それまで「チャプチェ=韓国料理」と思っていた人も、「ああ、実は日本の家庭にも似たものが!」と気づいた瞬間でした。
今では「雑菜炒め」という呼び名はあまり聞かなくなりましたが、地域によっては今もスーパーの総菜コーナーやお弁当屋さんで見かけることがあります。韓国料理の人気にあやかって、再び「チャプチェ」が注目されることはあっても、日本の「雑菜」の温かい思い出は、ちょっとした食文化の交差点として、じんわりと心に残ります。
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