「デキ婚」が多い都道府県はどこ?

日本で「デキ婚」、つまり妊娠をきっかけに結婚する夫婦の割合が最も高いのは、沖縄県です。2009年の統計によると、その割合はなんと42.4%にのぼり、他の都道府県を大きく引き離してトップとなっています。

続くのは佐賀県(37.5%)福島県(36.7%)。一方で、最も低いのは東京都と神奈川県で、ともに19.5%と、沖縄の半分以下です。この数字を見ると、地方と都市部のあいだに明確な違いがあることがわかります。

なぜ沖縄でデキ婚の割合が高いのか。文化や価値観の違いが背景にあると考えられます。沖縄では、結婚に対する柔軟な考え方や、子どもを大切にする風土が根強く残っているため、妊娠をきっかけに結婚することへの抵抗が少ないようです。また、地域コミュニティのつながりが強いことも、未婚妊娠をネガティブに捉えにくい環境につながっているかもしれません。

一方、東京や横浜のような大都市では、生活のリズムが早く、結婚や出産に関する価値観も多様。学歴やキャリアを重視する傾向があり、計画的に家庭を築こうとする夫婦が多いことから、デキ婚の割合が低くなる要因の一つです。

とはいえ、近年では少子化が進むなか、結婚の形も多様化しています。デキ婚が増えているかどうかよりも、子どもを授かることをどう前向きにとらえるか――その姿勢こそが、いまの時代に問われているのかもしれません。

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