ブラジルの平均月収の推移

ブラジルの平均月収は、近年大きな変動を経験してきました。2012年3月から2023年5月までのデータによると、平均月収は818米ドルとなっています。この期間では、最も高かったのが2012年3月の1,620米ドルで、以降は徐々に下落傾向が続きました。

特に2020年代に入ると、経済の不安定さやインフレの影響から、給与水準にも大きな影響が出ています。2021年11月には、過去最低の486米ドルを記録しました。このように、物価の変動や為替レートの影響も大きく、実質的な生活水準は給与だけでは測れない側面もあります。

現在、ブラジルの給与統計は定期的に更新されており、信頼性の高い経済データとして注目されています。発表元はCEIC Dataで、各国の経済指標を比較する上でも重要な情報源となっています。都市部と地方では給与格差があるため、一概に「平均」といっても、実際の生活実感には違いがあります。

特にリオデジャネイロやサンパウロなど大都市では、物価が高く、平均給与でも生活が厳しいと感じる人も少なくありません。一方で、中小企業や非公式雇用の比率が高いことも、給与水準に影響を与えています。今後の経済回復次第では、給与の再上昇も期待されるものの、安定した成長への道のりはまだ続くようです。

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