資産価値のない家って、どういうこと?

「資産価値がない家」と聞くと、住めない古い家を思い浮かべるかもしれません。でも実は、そうではありません。資産価値がないというのは、建物の価値が市場でゼロと見なされることを意味します。つまり、売却をしても、建物部分には値段がつかないということです。

その基準の一つが耐用年数です。これは国が定めた、建物や設備を経済的に使い続けると想定する期間で、主に税金の計算に使われます。たとえば、木造住宅の耐用年数は22年、鉄筋コンクリート造なら47年とされています。この年数を超えると、建物そのものの価値はゼロと評価されることが多いのです。

ただし、耐用年数を超えたからといって、住めなくなるわけではありません。きちんと手入れをしていれば、30年、40年と快適に住み続けることも可能です。あくまで「資産としての価値」が問題なのであって、実際の居住性とは別のこと。中古市場では、こういった建物は「土地のみの価値」として取引されることが多くなります。

最近では、耐震性や住宅の状態によって価値が大きく変わるため、耐用年数だけにとらわれず、建物の実際の状態を確認することが大切です。特に築年数が古い家を購入・売却する際は、専門家の意見を聞くのが安心です。

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