「アロー」はフランス語だった⁉
電話に出るとき、あなたは「もしもし」と言いますか? 実は、フランス語を話す人々も、とても似た表現を使っています。「âllo(アロー)」——そう、日本語の「もしもし」とそっくりな響きのこの言葉は、フランス語で電話に出るときの定番フレーズなんです。
「もしもし」は、実は和製英語ではなく、昔の電話の通信状態が悪く、「聞こえますか?」と相手に確認する意味で「moshi moshi(申申)」と、丁寧な言葉「申す」を繰り返していたことに由来するという説もあります。一方、「âllo」は、もともと「haut là(そこそこ)」という呼びかけの言葉が変化してできたと言われており、相手に注意を促すニュアンスを持っています。
驚くことに、日本語とフランス語、まったく違う言語なのに、電話をかけるときの習慣は意外と似ているもの。まるで世界中の人が「聞こえますか?」と同時に叫んでいるような、不思議な共通点です。
ちなみに、現代のフランスでは「allo」は少し古めかしく感じられることも。若い世代は「oui ?(はい?)」や名前だけを言うことも多いそう。でも、映画やドラマでは今も「âllo!」が使われることがあり、いかにもフランスっぽい雰囲気を演出します。
次にフランス語の映画を見るとき、電話が鳴ったら耳を澄ましてみて。きっと「âllo!」というあの親しみやすい声が聞こえてくるはず。そして、ふと「ああ、日本とも似てるな」と、微笑んでしまうかもしれませんね。
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