「サヴァ」とは? 魚とフレーズの意外な掛け合わせ
「サヴァ」と聞くと、何やらオシャレな外来語かと思いきや、実はフランス語と日本語が混じった、ちょっとした語呂合わせから生まれた言葉なんです。
元になっているのは、フランス語の定番挨拶、「Ça va ?(サヴァ?)」。これは「元気?」「大丈夫?」という意味で、フランスでは朝のあいさつとして自然に使われます。さらに「Ça va bien !(サヴァビアン)」といえば、「とてもいい感じ!」という前向きなニュアンスに。
でも、どうしてそれが缶詰と関係するのか? その答えは、日本語の「鯖(さば)」。この発音が、偶然にも「Ça va」と非常に似ているのです。特に「サバ缶」として親しまれる「鯖の水煮缶」。メーカーがこの音の似かよったところに目をつけ、「サヴァ」という愛らしい名前をつけたのです。
たとえば、ある人気ブランドのサバ缶には「サヴァッテる?」というキャッチコピーが使われ、若者言葉風にフランス語を遊びに取り入れています。日常の「元気?」という問いかけが、たった一缶の魚を通して、食卓に楽しさを運んでくれるのです。
こうした言葉遊びは、日本ならではのユーモアと感性。今度、スーパーで「サヴァ」の文字を見かけたら、その裏にある語感の偶然と、ちょっとおしゃれなひらめきを思い出してみてください。
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