バレンタインとハートの意外な由来
毎年2月14日、日本では女性から男性へチョコレートを贈るバレンタインデー。そこには必ずといっていいほどハートの形が登場します。赤くてかわいらしい♡のマークは、もともと人間の心臓を意味しているのですが、その形が今のようになるまでには、意外な歴史があります。
実は、現代のハートマークのような形が広く使われるようになったのは中世から。当時の人々は、感情や思考の源は脳ではなく、心臓にあると考えていました。つまり、「愛」も「恋」も、すべて心臓が感じているとされていたのです。そんな思いから、恋する心を象徴するものとして、ハートの形が使われるようになったのです。
今のハートマークは、ふたつの山形をしていますが、これは人間の心臓の構造、特に右心室と左心室の形を簡略化したものだとする説もあります。また、古代の植物「シルフェウム」という、種子の形がハートに似ており、恋愛と関係の深い植物だったことから、その形が象徴として残ったという説も。
バレンタインにハートを贈る習慣は、もともとは欧米の文化ですが、その背景には何世紀にもわたる人々の感情表現が詰まっています。チョコを渡すとき、その赤いハートが、どれだけの想いを込めてきたかを知ると、なんだか温かい気持ちになりますね。
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