日本発祥のモンブラン?自由が丘のケーキが生んだ意外な真実
モンブランケーキと聞いて、多くの人が思い浮かべるのは、栗のマッシュで覆われた甘いデザート。でも実は、今の形のモンブランはフランス発祥ではなく、日本で生まれたアレンジだと知っていますか?
東京・自由が丘にある老舗ケーキ屋「MONT-BLANC(モンブラン)」の創業者・迫田シェフが、1950年代に考案したとされる「黄色いモンブラン」がその始まりです。当時、ヨーロッパを訪れた迫田シェフは、フランスとイタリアの国境にそびえる白亜の山「モン・ブラン」に感動。その美しさをケーキで再現しようと、卵黄をたっぷり使った黄色いスポンジに、生クリームで山のシルエットを表現しました。
この独創的なアイデアが広がり、後に栗のマッシュを使った今のモンブランにも影響を与えたのです。つまり、日本の感性が生んだ“モンブラン”が、今では日本中で親しまれる定番スイーツになったのです。
自由が丘のこの一軒のケーキ屋が、知らず知らずのうちに日本の洋菓子文化に大きな足跡を残していた——なんて、ちょっとロマンチックですよね。今度自由が丘を訪れたなら、あの「はじまり」の味を、ぜひ確かめてみてください。
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