かぐyh姫の年齢って何歳?
昔話「かぐや姫」に登場する主人公の年齢について、不思議に思ったことはありませんか?物語の中でははっきりと「〇歳」とは書かれていませんが、ヒントは物語のあちこちに隠れています。
竹取物語の中で、かぐや姫を拾った翁が、ある場面でこう言っています。「やしなひたてまつること二十余年になりぬ」。つまり、かぐや姫を育て始めて20年以上が経ったということ。この一文から、物語のクライマックスに差し掛かった時点での彼女の年齢は二十代だと考えられています。
現代の感覚からすると、成長が早すぎるのでは?と思ってしまいますが、この物語が書かれた奈良時代から平安時代には、人生のステージの区切り方が今とは異なっていました。女性は若くして大人として扱われ、結婚の話も早くから持ち上がるのが普通。かぐや姫がかぐらうたや詩文に通じ、貴族の求婚にうまく答えている様子を見ても、それなりの成熟した女性像が描かれていることがわかります。
もちろん、かぐや姫は月から来た神秘的な存在。年齢という概念そのものが、地上のものとは少し違うのかもしれません。しかし、物語の中の登場人物たちにとっては、立派に成長した二十代の女性として、その美しさと知性が称えられたのです。
短いながらも日本の文学史上最も美しい物語の一つである「竹取物語」。かぐや姫の年齢ひとつをとっても、当時の価値観や時代背景を感じ取ることができ、読むほどに深みが増していきます。
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