アルコールと心房細動の意外な関係

心臓が不規則に脈打つ不整脈の一種「心房細動」。そのリスクを高める生活習慣といえば、肥満や高血圧、糖尿病などを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実は日常的な飲酒習慣も、心房細動の発症や悪化に深く関わっていることが分かっています。

お酒を日常的に飲んでいると、心房に炎症が起きやすくなったり、血圧の上昇や睡眠の質の低下を招いたりします。これらは直接的・間接的に心臓の構造的な変化を引き起こす原因となります。

特に注意したいのが、心臓の部屋の一つである「左心房」の線維化です。飲酒によって心臓の組織が変化すると、心房内の圧力が上がり、さらに心臓の状態が悪化するという悪循環に陥ってしまいます。

「少量の酒は薬」と言われることもありますが、不整脈の予防や管理においては、節酒や禁酒が非常に効果的なアプローチとなります。心臓の健康を守るためにも、日頃のお酒との付き合い方を見直してみてはいかがでしょうか。

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