犬が排泄後に後ろ足で地面を蹴る理由:実は「隠す」ためではなかった?
散歩中、愛犬が排泄を終えた直後に、勢いよく後ろ足で地面を蹴り上げる姿を見たことはありませんか?一見、猫のように「排泄物を砂で隠そうとしている」ようにも見えますが、実はまったく逆の理由があります。
獣医師の見解によると、この行動は自分の存在を周囲にアピールするための「マーキング」の一種です。犬の肉球の間には「指間腺(しかんせん)」という分泌腺があり、ここから犬特有の強いニオイを放つ分泌物が出ています。後ろ足で地面を強く擦り付けることで、排泄物のニオイだけでなく、肉球のニオイも一緒に周囲へ拡散させているのです。
さらに、この行動には視覚的な縄張り主張(アピール)の cumulative 効果もあります。地面を激しく蹴って土を飛び散らせたり、草をむしったりすることで、他の犬に対して「ここに自分がいたぞ」というサインを力強く残しています。つまり、恥ずかしくて隠しているのではなく、むしろ「僕の縄張りだ!」と誇らしげに宣伝しているのです。
もし愛犬がこの行動を始めたら、野生の本能が残っている証拠。ただし、周りに人や他の犬がいる時は、飛び散った土や草が当たらないよう、少し注意して見守ってあげましょう。
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