能登半島地震:死者の約4割が圧死、窒息や低体温も重なり
2024年1月1日、能登半島を襲った大地震から1か月が過ぎ、被害の全容が少しずつ明らかになっています。警察庁が1月30日時点でまとめた死者の死因によると、最も多かったのは「圧死」で92人。全体の約4割を占め、倒れた家屋の下敷きになるなどして命を落としたケースが目立ちます。
次いで多かったのは「窒息・呼吸不 wanzen」で49人。瓦礫に閉じこめられ、空気の循環ができない状態が続いたことが原因とみられます。また、寒さが深刻だったことも影響し、「低体温症・凍死」が32人と報告されています。特に避難生活が長引き、暖房のない環境にいた高齢者に多く見られました。
その他、火災による「焼死」が3人、長時間の圧迫で筋肉が壊れ、毒素が体内に回る「クラッシュ症候群」なども確認されています。また、心臓の停止や原因不明のケースもあり、「その他」6人、「不詳」12人とされています。
地震の直後は救助活動が最優先でしたが、今後はこうしたデータをもとに、住宅の耐震化や避難所の環境整備の必要性が改めて問われることになりそうです。特に冬場の災害では、命を守るための暖かさと安全な空間の確保が何より重要だと感じさせます。
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