「鼻が出る」は方言?鼻水を表す言葉の不思議
風邪をひいたときなどに使う「鼻が出る」という表現。実はこれ、標準語だけでなく全国各地の方言でも日常的に使われている言葉です。
例えば群馬県のあがつま語(吾妻方言)などでも、「鼻が出る=鼻水が出る」という意味で広く親しまれています。一見するとごく当たり前の言い回しですが、よく考えると少し不思議な点があります。
本来、鼻から出るものには鼻水だけでなく鼻血もあります。それにもかかわらず、単に「鼻が出る」と言うだけで、誰もが迷わず「鼻水が出ている」状態を想像します。
これは、日常生活の中で鼻水が出る機会が圧倒的に多く、自然と言葉が簡略化されて定着したためだと考えられます。身近な方言や言い回しを掘り下げてみると、暮らしの知恵や人間の感覚がそのまま言葉に残っていることが分かります。
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