情報漏洩の原因、上位3つとは?
企業が起こしてしまう情報漏洩事故。その原因を調べてみると、意外にも技術的な問題だけではないことがわかります。東京商工リサーチの調査によれば、2022年に発表された上場企業の個人情報漏洩・紛失事故165件のうち、最も多かったのは「ウイルス感染・不正アクセス」でした。サイバー攻撃の巧妙化が背景にあり、外部からの侵入が今なお大きなリスクとなっています。
2番目に多かったのは「誤表示・誤送信」です。これは、メールの宛先を間違えたり、公開設定が不適切なままウェブサイトに情報を掲載してしまったりする人的ミスが主な原因です。忙しい業務の中でのうっかりミスですが、被害は深刻になりがちです。
3番目は「紛失・誤廃棄」。USBメモリやノートパソコン、紙文書などをなくしてしまうケースです。特に在宅勤務の増加に伴い、会社の外で機器を取り扱う機会が増えたことで、こうした事故のリスクも高まっています。
この3つだけで多くの事故が占められています。どれも十分に予防可能な事例ばかりです。企業ではセキュリティ対策の強化だけでなく、従業員への教育やルールの徹底がますます重要になっています。小さな油断が、大きなトラブルにつながる時代。企業も個人も、情報の取り扱いには細心の注意が必要です。
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