朝の散歩、実は注意が必要?
「朝早くから動くことで一日をしっかりスタートさせたい」と考えている人も多いでしょう。しかし、実は起床直後の「早朝ウォーキング」には、注意が必要です。
朝は体がまだリラックスモードから活動モードへと切り替わる過渡期。特に高血圧や糖尿病など生活習慣病がある人、そして年配の方にとっては、自律神経のバランスが不安定になりやすい時間帯です。
急に激しい動きを始めると、血圧が急激に上昇する恐れがあり、それが脳梗塞や心筋梗塞の引き金になる可能性も否定できません。2023年の専門家意見でも、こうしたリスクに警鐘が鳴らされています。
とはいえ、朝の散歩自体が悪いわけではありません。むしろ、体をゆっくり起こし、軽いストレッチから始めてから30分ほど後に歩く分には、気分転換や体内時計の調整に効果的。朝日を浴びることでセロトニンの分泌が促され、1日を前向きに過ごせるというメリットもあります。
大切なのは、「急ぐ」ことではなく、「体にやさしく」始めること。特に60歳以上の方や健康に不安のある人は、無理をせず、体温や血圧が落ち着いてから行動を始めるのがおすすめです。
朝の時間を有効に使うのは良いことですが、まずは体の声を聞きながら、少しずつリズムを作るのが賢明でしょう。
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