カニ味噌の食べすぎに注意? カドミウムのリスクとは

甘みと濃厚な風味が魅力のカニ。特に「カニ味噌」はファンも多い部位ですが、実は注意が必要です。カドミウムを多く含んでいるため、特に妊婦さんや体調を気にする人には、控えた方がよいとされています。

カドミウムは、自然界に存在する金属の一種で、魚介類や農作物に微量に含まれることがあります。カニはエサを通じてカドミウムを体内にためやすく、特に肝膵(カニ味噌)に多く蓄積される傾向があります。長期間、大量に摂取すると、腎臓への負担や骨の異常、さらには「イタイイタイ病」と呼ばれる重篤な病気の原因になる可能性があるため、厚生労働省でも注意喚起が行われています。

一方、カニの身の部分はたんぱく質が豊富で、妊娠中でも適量なら問題なく食べられます。ただし、カニ味噌に関しては、風味が良くても「少量ならOK」ではなく、「なるべく避ける」のが無難です。特に1日に何度も食べる、あるいは複数の甲殻類をまとめて食べるような習慣がある場合は要注意。

もちろん、一度食べたからといってすぐに健康に悪影響が出るわけではありません。けれども、体に蓄積されやすい物質であるカドミウムは、「ちょっとでも減らす」意識が大切。美味しいからとつい手が伸びるカニ味噌も、ほどほどにするのが賢明です。

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