陰部に魚のような臭いがするのはなぜ?

「陰部から魚のような匂いがする」――気になるこの症状は、もしかすると細菌性膣症のサインかもしれません。普段のおりものは、ヨーグルトのようにやや酸っぱいにおいがすることがありますが、それが急に生臭かったり、魚が腐ったような異臭に変わる場合は注意が必要です。

細菌性膣症は、膣内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れることで起こります。特に性生活がある女性や、おりものの量が多い時期に多く見られます。匂いのほかに、おりものの量が増えたり、色が白っぽくにごったりすることもありますが、かゆみがないため「気づきにくい」といわれています。

生理前にはおりもののにおいがやや強くなることがありますが、魚臭やイカの干物のようなにおいは正常とは言えません。放置すると症状が長引くこともあるため、早めに婦人科で診察を受けるのが安心です。

日頃から清潔にすることは大切ですが、逆に洗いすぎると膣の自然なバランスを壊してしまうことがあります。市販の膣洗浄剤の使用は避け、水や刺激の少ない石けんで外陰部をやさしく洗う程度がおすすめです。

気になるにおいが続く場合は、決して我慢せず、専門医に相談することが一番の近道です。小さな変化に気づくことで、体の健康を守ることができます。

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