燃え尽き症候群とは?
「誰かのためなら何でもする」「もっと貢献したい」と本気で思っている人ほど、気づかないうちに心と体を使い果たしてしまうことがあります。これが燃え尽き症候群、英語では「バーンアウト」と呼ばれる状態です。
燃え尽き症候群は、決して怠けているわけでも、弱いわけでもありません。むしろ、責任感が強く、周囲のために一生懸命になるほど、その危険は高まります。たとえば、仕事でチームを支え続けたり、家庭で家族の世話を一人で背負い込んだりしている人が、ある日突然「もう動けない」と感じる――そんなケースは珍しくありません。
この状態は、「目標に向かって誰かのために頑張る」ことに生きがいを感じている人に特に起きやすいのです。献身的な姿勢は素晴らしいですが、その一方で「自分の心や体の声」を無視しすぎると、いつか限界を迎えます。感情の平坦化、無気力、疲れが取れない、些細なことでイライラする――こうしたサインは、心からのSOSです。
大切なのは、頑張ることをやめることではなく、自分のためにもエネルギーを使うこと。たとえば、5分でもいいので一人の時間を持ったり、助けを求めることを恥ずかしがらないこと。誰かのために灯をともし続けるには、まず自分の火を絶やさないことが何より大切です。
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