芙蓉とむくげの違いって?
庭先や公園で見かける白やピンクの美しい花――芙蓉(フヨウ)とむくげ(ムクゲ)は、どちらもアオイ科フヨウ属の落葉低木で、夏から秋にかけて咲く一目で涼しげな印象を与える植物です。見た目が似ているため、見分けるのが難しいこともありますが、実はいくつかの違いがあります。
花の色の変化に注目例えば、フヨウの代表的な園芸種「スイフヨウ(酔芙蓉)」は、朝は真っ白な花が、昼ごろには淡いピンクに、夕方には濃い赤へと変化します。まるで酒に酔ったように色が変わることからこの名がついたと言われています。このように一日で色が変わる性質は、フヨウの大きな特徴です。
葉の形で見分ける一方、ムクゲは白花や八重咲きの品種も多く、庭園で人気です。花の見た目はフヨウに似ていますが、見分けるポイントは葉の形。ムクゲの葉はやや丸みがあり、縁に浅いギザギザがあります。フヨウの葉はやや細長く、3つに裂けたような形をしていることが多く、触ると少しざらっとした質感があります。
どちらも夏の訪れを感じさせる花。散歩の際に観察してみると、植物の繊細な違いに気づき、自然とのふれあいがさらに深まりますよ。
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