障害年金と老齢年金は同時にもらえる?
「障害年金と老齢年金、どちらも条件を満たしているなら、両方もらえるの?」と疑問を持つ方は少なくありません。結論から言うと、原則として両方を同時に受給することはできません。
障害年金は、病気やけがが原因で働けなくなり、一定の障害状態になった人に支給されるものです。一方、老齢年金は、一定の加入期間を満たしたうえで65歳に達した人に支給される、いわゆる「老後のための年金」です。どちらも国民の生活を守るための大切な制度ですが、同じ人が同じ時期に二つの年金を重複して受け取るのは、制度の公平性の観点から認められていません。
では、具体的にはどうなるのか。たとえば、障害年金を受けていた人が65歳に達した場合、原則として老齢年金への切り替えが行われます。ただし、どちらの年金を受け取ったほうが得かは人によって異なります。障害基礎年金と老齢基礎年金を比較すると、金額に差が出ることも珍しくありません。そのため、切り替えのタイミングや手続きは、市区町村や年金事務所に相談しながら慎重に進める必要があります。
2024年9月の現行制度では、両立受給は原則不可。とはいえ、個別の事情によっては特別な取り扱いがある場合もあるため、不安や疑問があれば、早めに専門機関に確認するのが安心です。
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