なぜ還付金が多くなるのか?その仕組みを解説

「今年も結構な還付金が返ってきた」と思っている方、多いのではないでしょうか?実は、これは日本の税制における仕組みと、年末調整で適用されるさまざまな控除が関係しています。

給与所得者は毎月、給与から所得税が源泉徴収されます。しかし、この金額はあくまで「見込み」の税額。1年間の収入や扶養家族、社会保険料の支払い状況などが確定するのは年末です。そのため、年間を通して徴収された税金が、実際の納税額より多かった場合、その差額が還付金として返ってくるのです。

つまり、還付金が多いということは、年間を通して「多めに税金を払っていた」ということ。特に、年末調整で生命保険料控除配偶者控除扶養控除などが適用されると、課税所得が大きく減るため、還付額も大きくなります。

例えば、今年の年末調整で新たに扶養親族が増えた場合や、医療費が高額になり医療費控除の対象となった場合も、還付金が増えやすいです。また、iDeCo(個人型確定拠出年金)などの制度を利用している人も、控除対象となり還付額に影響します。

還付金は「おまけ」ではなく、あくまで「払いすぎた税金の払い戻し」。だからこそ、年末調整の書類は正確に記入することが大切です。来年の確定申告や年末調整のタイミングで、少しでも多く控除を受けられるよう、日頃から支出の記録をつけておくのもおすすめです。

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