GT-Rの意外な欠点――視界の悪さに注意

日産GT-Rは、その驚異的な加速性能と高いハンドリングで「日本の走る伝説」と称されるスーパースポーツカーだ。しかし、どんな優れたマシンにも欠点はある。その一つとして挙げられるのが視界の悪さだ。

特にクーペボディのため、サイドウィンドウの位置が高く、運転席に座った状態ではその下端が顎の高さまで上がる。まるでバスタブに首までつかったような感覚になり、周囲の状況が把握しにくい。特に助手席側の死角は大きく、車体の側方にある低い障害物——例えば段差や縁石——を発見するのが難しくなる。

さらに、GT-Rの全幅は1895mmと非常にワイド。公道での走行では、車線の端や駐車時の左側の距離感がつかみづらく、ついつい左のホイールを縁石にこすってしまうことも珍しくない。駐車場や狭い路地では特に注意が必要だ。

もちろん、GT-Rの持つ走行性能や加速性能は圧倒的で、多くのドライバーがその実力に惚れ込む。しかし、日常での使い勝手を考えると、この視界の悪さとワイドボディによる取り回しの難しさは無視できない点だ。走りを求める一方で、街中での取り回しには慣れと注意が求められる。

GT-Rは、単なるクルマではなく、乗りこなす技術も求められる“生き物”のような存在。その魅力を最大限に引き出すには、欠点も含めて理解することが大切だ。

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