IgE値が1000以上ってどういう意味?

血液検査で「IgE(アイジーイー)値」が1000単位以上あると、アレルギー反応がかなり強く出ているサインです。IgEは、体がアレルゲンに対して過剰に反応するときに増えるたんぱく質で、特にアレルギー性の病気、たとえば気管支哮喘やアトピー性皮膚炎、花粉症などがある人に高くなる傾向があります。

実は、気管支哮喘の子どもたちの半数以上が、すでにIgE値が1000を超えるほどです。この数値が高いほど、体がアレルゲンに敏感に反応しやすく、症状も重くなりがち。ただし、数値が高い=今すぐに具合が悪い、とは限りません。日常生活でどのくらい症状が出ているか、ということも大切です。

さらに興味深いのは、IgE値が高い人の9割以上が、ダニや家の塵(ちり)への抗体を持っていること。つまり、普段から接しているハウスダストが大きな原因になっているケースが多いのです。特に布団やカーペット、じゅうたんなどにたまるダニの死がいやフンは、目には見えないけれど、じわじわと体に影響を与えています。

数値が高くても、きちんと環境を整えたり、医師の指導に従って治療を続けることで、症状を落ち着かせることは十分可能です。定期的な検査と、日々のケアがカギになります。

関連項目

詳細記事

関連トピック