ランニングは本当に寿命を縮める?
「ランニングをしすぎると、かえって健康に悪いって本当?」——そんな質問を耳にすることがあります。確かに、近年の研究から、過度な長時間の激しいジョギングを長年にわたり続けていると、心臓に負担がかかる可能性があることが分かってきました。
特に注意が必要なのは、週に数時間以上、非常に高い強度で長期間ランニングを続ける人です。こうした習慣が続くと、大動脉が硬くなる「大動脈硬化」や、冠動脈にカルシウムが沈着する「冠動脈石灰化」が起きやすく、心臓の筋肉が線維化(繊維質に変化)することもあるそうです。その結果、不整脈や心機能の低下につながり、まれに死亡リスクが高まる可能性も指摘されています。ただし、これは「マラソン選手並みの過度な運動」に該当するケースがほとんど。一般的なペースで週に数回、30分程度走る程度なら、むしろ心臓の健康を守り、寿命を延ばす効果があるというデータも多数あります。
大切なのは「ほどほど」であること。体に無理をさせず、自分のペースで続けることが、長く健康でいるための鍵です。走るのが好きなら、無理にやめる必要はありません。でも、「毎日、とにかく長く」という習慣があるなら、一度立ち止まって、自分に合った運動量を考えるのも良いかもしれません。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう。