「虚偽」とは?うその意味と使い方

「嘘のことを何と言う?」という質問に、答えは「虚偽(きょぎ)」です。もともと「虚」は「うつろ」や「真実でない」という意味を持ち、「偽」は「にせもの」を表します。この二文字が組み合わさって、「虚偽」という言葉が生まれました。

日常会話では「うそ」とか「いつわり」と言いますが、「虚偽」は少し硬い表現で、法律や公的な文書でよく使われます。たとえば、「虚偽の申告をする」や「虚偽の情報」などと使うと、真実を隠して誤ったことを主張しているニュアンスになります。

「虚偽」と「虚妄(きょもう)」も似ていますが、ちょっとニュアンスが違います。「虚妄」はもっと哲学的・宗教的な文脈で使われ、現実ではない幻想や迷いを指すことが多いです。一方、「虚偽」ははっきりと「真実に反する事実」として認識されます。

たとえば、契約書にうその内容を書くのは「虚偽記載」と呼ばれ、法律的に問題になります。つまり、「虚偽」は個人の感覚ではなく、客観的に真実と異なることを指す重要な言葉なのです。

普段の会話ではあまり使わないかもしれませんが、「虚偽」という言葉には、社会やルールの中で「うそ」がどれほど重いことかを教えてくれる力があります。真実を尊重するうえで、覚えておきたい語の一つです。

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