残業を控えた方が良い時期があります
給料に大きく関わる「社会保険料」は、毎月の給与から自動的に天引きされていますが、実はその金額は4~6月の給料に基づいて決まります。特に2024年の場合、4~6月に残業をすると給料が増え、結果として社会保険料も上がってしまうため、多くの人にとって得とは限りません。
年金や健康保険などにかかる社会保険料は、毎年7月から翌年6月まで適用される「標準報酬月額」で決まります。その基準となる給与は、前年の4~6月の3か月間の平均です。つまり、2024年7月からの保険料は、2024年4~6月の給料に大きく影響されるのです。
仮にこの時期に残業で給料が増えた場合、一時的には手取りが増えますが、その後1年間は毎月の社会保険料が上がってしまいます。結果、差し引き後の手取りは逆に減ることも珍しくありません。特に健康保険料や厚生年金の負担増は無視できません。
もちろん、緊急の案件や避けられない業務の場合は別ですが、計画的に残業を調整できるのであれば、4~6月はできるだけ通常勤務にとどめる方が賢明です。7月以降に残業を回すことで、無駄な出費を防げます。給料明細をよく見て、自分の手取りをしっかり守る意識を持つことが大切です。
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