自衛官だけが住む謎の島「海栗島」とは?
「自衛隊がいない都道府県はありますか?」という質問には、正直、「すべての都道府県に自衛隊の関係施設や部隊がある」と言えるでしょう。ただし、ちょっと変わった「島」の話になると、状況は少し違ってきます。
長崎県対馬市の沖合に浮かぶ「海栗島(あいかりじま)」は、その名の通り、現在は自衛官しか住んでいない、極めて特殊な島です。もともとは漁師たちが暮らす小さな集落がありましたが、過疎化が進み、ついに一般住民が全員移住。現在は海上自衛隊の演習場として使われており、監視や訓練のための要員が配置されています。
島の面積はわずか0.4平方キロメートルほど。周囲をのどかな対馬とは対照的に、海栗島へは一般の立ち入りが厳しく制限されています。軍事上の重要拠点としての役割を持っているため、詳細な情報は公開されていませんが、衛星画像には演習場や監視施設らしき建造物が確認できます。
日本全国どこにでも自衛隊の活動は及んでいますが、「住民が自衛官だけ」というのは、海栗島くらいかもしれません。まるでミリタリー小説の舞台のようなこの島は、知られざる日本の一面でもあります。
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