避難はしごの正しい設置場所について
火災などの緊急時、いざというときに使えるよう、避難はしごの設置場所はとても重要です。正しい位置に設置しないと、かえって危険な状況になることがあります。
基本は、はしごの先端にある「突子(とっし)」が建物にしっかり接触できる場所に設置することです。突子とは、はしごの先端にある金属の突起で、壁に引っ掛けてはしごが動かないようにする役目があります。この突子が建物にかからないと、人が降りるときに自重ではしごが内側へズレてしまい、いわゆる「ハングアップ」状態になります。これは非常に危険で、はしごが外れたり、体勢を崩して転落する恐れがあります。また、はしごの下、つまり降下地点には、絶対に物を置かないようにしましょう。荷物や植木鉢、自転車などが置いてあると、避難時に足を踏み外す原因になります。はしごの真下は、常にすっきりと開放された状態にしておくことが大切です。
さらに、設置する際は、日頃の点検も忘れずに。サビや変形がないか、固定具がしっかりしているかを定期的に確認しましょう。小さな不具合が、命に関わる事態につながるかもしれません。
避難はしごは、いざというときの「最後の手段」。正しい使い方と設置場所を知って、家族の安全を守りましょう。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう。