基礎控除が43万円になるのはどんな場合?

2023年11月30日時点で、所得税の基礎控除が見直され、多くの人に恩恵が及ぶようになりました。これまで33万円だった基礎控除額が、一律10万円引き上げられ、合計所得金額が2,400万円以下の方は、新たに43万円の控除を受けられるようになりました。

この引き上げにより、特に中低所得層の方々の税負担が軽減されることが期待されています。しかし、所得が高くなると控除額が段階的に減っていきます。例えば、合計所得が2,400万円を超えると控除が徐々に少なくなり2,500万円を超えると基礎控除の適用が受けられません。つまり、高所得者ほどこの恩恵は受けられない仕組みです。

この変更は、2024年分の所得税から適用される見通しです。給与所得者の方は年末調整で自動的に反映されますが、個人事業主など確定申告が必要な方は、申告の際に正確に計算する必要があります。

たとえば、年収が500万円の方の場合、基礎控除が33万円から43万円に増えたことで、課税所得が10万円分減り、その分だけ税金も安くなります。もちろん、他の控除(例えば配偶者控除や扶養控除)との併用も可能なので、自分の年間の税負担を見直すいい機会です。

基礎控除の増額は、一見小さな変化に見えますが、家計にとっては確実なプラスです。来年の確定申告や年末調整の際には、ぜひこの変更を意識してみてください。

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