「555」とは?タイのネット文化から広がった「笑い」の表現

ベトナムに旅行に行った人や、現地のSNSを見たことがある人は「555」という数字の羅列を見かけたことがあるかもしれません。実はこれ、ベトナム語の「バーバーバー」という発音とは関係なく、タイのインターネットスラングから来ています。

タイでは、「ハハハ」と笑う代わりに「5(ハー)」という発音を使います。タイ語の「5」は「ハー」と読むため、繰り返すことで「555」や「5555」として「大笑い」を表します。これは日本で言う「wwww」や、英語圏の「hahaha」と同じ感覚です。

ベトナムでは、SNSを通じて隣国タイのネット文化が流入しており、特に若者の間で「555」が広く使われるようになりました。たとえば、友達同士のチャットで面白い話を聞いたとき、「555、やばい笑」といった使い方がよく見られます。

ちなみに、ベトナムのビール「333(バーバーバー)」は数字の読み方が似ているだけで、意味はまったく別。こちらは地元で人気のビールブランドで、数字に隠れた「笑い」の意味はありません。

このように、「555」は言葉の壁を超えたデジタル時代ならではの共通語。タイ発のシンプルな表現が、ベトナムをはじめ東南アジア全域で使われるようになったのは、ネット文化の面白さを感じさせます。

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