「竜髭菜」ってどんな由来? アスパラガスの漢字の謎

スーパーで見かけるアスパラガスですが、漢字で書くと「竜髭菜」と表記されます。あまり聞きなじみのない漢字ですが、この言葉には面白い由来があります。

「竜髭(りゅうひげ)」とは、文字通り「竜のヒゲ」という意味。アスパラガスの先がとがった細長い形が、まるで伝説の生き物・竜が生やした長いヒゲのように見えることから、この名前がついたとされています。確かに、束になったアスパラガスを見ると、どこか神秘的で、竜のヒゲが空を舞っているような雰囲気さえ感じられます。

日本にはもともとアスパラガスがなく、明治時代にヨーロッパから伝わりました。そのとき、見たこともない珍しい野菜に、漢字を使った雅な名前をあてたのでしょう。植物に詩的な名前をつけるのは、日本ならではの感性かもしれません。

「竜髭菜」という言葉は、日常の食材にさえ物語を宿す、昔の人の想像力の豊かさを感じさせます。次にアスパラガスを食べるとき、ちょっとだけその名前の由来を思い出してみてはいかがでしょうか。普段の食卓も、少しロマンチックになります。

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