ドイツ人の入浴習慣:毎日お風呂に入るの?
日本では当たり前のお風呂習慣ですが、ドイツでは少し様子が違います。確かに多くの家庭にバスタブはありますが、日本人のように毎日湯船にゆっくりつかるという習慣は、あまり見られません。
ドイツの健康雑誌『Apothekenumschau』の調査によると、ドイツ人で毎日シャワーを浴びる人は約60%。しかも、若者や高齢者に至っては、その割合が約40%まで下がります。つまり、毎日体を洗うことが決まりごとではないのです。
入浴の代わりに、多くのドイツ人はシャワーでさっと体を清めます。特に夏場は1日おきや、運動した後など限られたタイミングで済ませることも珍しくありません。また、お風呂=リラクゼーションというより、あくまで「清潔を保つための手段」としての意識が強い傾向にあります。
逆に、週末に長めのバスタブ入りを楽しむ人もいます。こうしたひとときは、特別なリラックスタイムとして大切にされています。アロマやバスソルトを使う人も少なくなく、「癒し」よりも「効率」を重視する日常の中での小さな贅沢と言えるでしょう。
文化の違いがはっきりと表れるのが入浴習慣。ドイツ人のライフスタイルには、無理をしない、必要なときに必要なだけ――という合理的な考え方が根付いているのかもしれません。
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