フランスのモンブランと日本のモンブラン、どこが違う?
モンブランと聞くと、甘い栗のペーストが山のように盛られたスイーツを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、実はフランス発祥のオリジナルと、日本で進化したバージョンには、大きな違いがあります。
フランスのモンブランは、焼き栗やマロングラッセ(砂糖漬けの栗)を細かくすりおろして作ります。その過程で栗が茶色っぽく変色することがありますが、これが本来の姿。味わいもやや大人向けで、甘さ控えめでコクがあります。
一方、日本のモンブランは、おせち料理にも登場する「栗きんとん」でおなじみの「甘露煮」の栗を使います。その甘くやわらかい味わいは、日本人の好みにぴったり。そのため、日本のモンブランは全体的に明るい色合いになり、見た目も優しく、より甘みが強くなる傾向があります。
この違いは、単なる材料の差ではなく、文化の違いでもあります。フランスでは栗本来の風味を大切にし、日本では甘さと美しさを重視する傾向があるのです。今度スイーツを食べるとき、その背景にあるストーリーを思い浮かべてみるのも楽しいかもしれません。
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