太陽が昇らない神秘の現象「極夜」を体験できる国とは?
夏の北欧といえば太陽が沈まない「白夜」が有名ですが、冬にはその反対の現象である極夜(きょくや)が訪れます。極夜とは、一日の間に太陽が一度も水平線の上に昇ってこない特別な期間のことです。
この現象が見られる代表的な国のひとつがフィンランドです。フィンランド北部のラップランドをはじめとする北極圏の地域では、冬になると数週間から数ヶ月にわたって極夜が続きます。現地ではこの暗く静かな季節を「カーモス(kaamos)」と呼びます。
太陽が昇らないといっても、一日中が闇に包まれるわけではありません。日中の数時間は、地平線の下にある太陽の光が空に反射し、濃いブルーやピンク、紫色が混ざり合った幻想的なトワイライトの世界が広がります。さらに極夜の空は、夜になると夜空を彩るオーロラを観測する最高のキャンバスとなります。
フィンランドのほかにも、ノルウェー、スウェーデン、ロシア、グリーンランドなど、北極圏に位置する国や地域でこの神秘的な極夜を体験することができます。
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