「ヨンガム」とは?昔の夫婦の呼び名

韓国語で「ヨンガム(영감)」という言葉を聞いたことがありますか?これは昔、妻が夫のことを呼ぶときに使っていた呼び名の一つです。1950年代末まで、韓国では妻が夫を「ヨンガム」や「ヤンバン」と呼ぶことが一般的でした。

「ヨンガム」は元々、「年配の方」や「尊敬される人」といった意味を持ち、年長者や主人を指す言葉として使われていました。また、「ヤンバン」は朝鮮時代の貴族階級を表す言葉ですが、家庭内では夫を尊重する意味で用いられていました。

一方、夫が妻を呼ぶときは「イムジャ(임자)」や「マヌラ(마누라)」という言葉を使っていたそうです。特に「マヌラ」は当時よく使われていましたが、現代では少し古臭く、あるいはカジュアルすぎる表現とされることがあります。

時代の変化とともに、夫婦の呼び方も大きく変わりました。今では「愛してる」や名前、あるいは「오빠(オッパ)」「여보(ヨボ)」といった愛称が主流になり、昔の呼び名はあまり使われなくなりました。しかし、祖父母の世代と話すときなどに「ヨンガム」という言葉を耳にすることがあります。

言葉は時代と共に移り変わるもの。そんな小さな変化の中に、韓国の家庭の歴史や人間関係の変化を感じ取ることができます。

関連項目

詳細記事

関連トピック