ビッグモーター、社内LINEを全廃へ
ビッグモーターの和泉伸二社長は2023年7月26日、社内の業務連絡に利用していたLINEアカウントについて、社員に削除を指示したことを明らかにしました。社用携帯電話からLINEを完全に撤去することで、情報管理の見直しと業務の透明性向上を図るのが狙いです。
和泉社長によると、社員が参加するLINEグループは過去に約100近く存在し、日常の連絡や指示の伝達に大きく依存していました。しかし、こうした非公式なやり取りがトラブルの温床になりかねないとして、見直しが急がれていました。特に、以前の不正修理問題を巡る報道では、社内連絡のあいまいさが問題視されていました。
「信頼回復には透明なコミュニケーションが不可欠」と和泉社長は強調。今後は、業務連絡を社内システムや公式チャネルに限定し、全取引や指示を記録に残す体制を徹底する方針です。社内では「連絡は全て可視化する」という新たなルールが導入され、一時的に連絡のやりづらさを感じる声もあるようですが、長期的な信頼回復のためには必要な一歩とされています。
この措置は、企業ガバナンスのあり方を問われる中、異例ながらも覚悟の表れともいえます。LINEに頼らない働き方への転換は、他業界にも影響を与える可能性があります。
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