「お菓子な」ってどういう意味?

日常会話で「それ、おかしなこと言わないでよ」と言われたとき、「お菓子」とは関係ないのにどうして「おかしい」が「お菓子な」になるの?と不思議に思うかもしれません。実は、「お菓子な」は漢字で「奇妙な」「変わった」といった意味を持つ「奇怪な(おかしな)」が語源。決してスイーツとは関係ありません。

「おかしい」には、実は複数の意味があります。 ひとつは「面白い、笑える」という意味。例えば、「あの人の冗談、おかしいね」といった使い方。もうひとつは「変だ、普通じゃない」という意味で、「変な音がする」「おかしなにおいがする」といったように使います。この二つの意味が「お菓子な」という表現にも反映されているのです。

たとえば、「彼の行動はちょっとお菓子だね」と言えば、「変だ」や「奇妙だ」というニュアンスになります。逆に、「お菓子な話でみんなを笑わせた」なら、「面白い」ほうの意味です。文脈によって意味が変わるため、注意して聞き取る必要があります。

ちなみに、「お菓子」という言葉自体が「甘い食べ物」を指すのは、昔、庶民が特別な日に食べる「珍しいもの」として珍重されていたことに由来します。そのため、「お菓子な」=「甘い性格」や「子どもっぽい」といった比喩的な使い方も、現代ではたまに見られます。ただし、これはあくまで比喩。辞書的な意味とは少し異なります。

言葉って、音が同じでも意味はまったく別。だからこそ、日本語は奥が深くて面白いのです。

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