7月の異称「女郎花月」をご存じですか?
7月といえば「文月」が有名ですが、実は「女郎花月(おみなえしづき)」という風情ある異称も存在します。この名前は、夏から秋にかけて咲く女郎花(おみなえし)の花が盛りを迎える時期であることに由来しています。
女郎花は、万葉集の時代から愛されてきた「秋の七草」のひとつです。可憐で小さな黄色い花を身にまとった姿はどこか奥ゆかしく、昔から日本の季節の移り変わりを告げる象徴として親しまれてきました。
また、7月は旧暦でお盆の準備を始める大切な時期でもあります。女郎花は古くからお盆に供える「盆花」の代表格としても知られており、先祖の霊を迎えるための重要な役割を果たしてきました。
普段は何気なく過ごしてしまう季節の変わり目ですが、こうした言葉の由来を知ることで、昔の人々の暮らしや自然へのまなざしを感じることができます。本格的な夏の訪れとともに、可憐に咲く女郎花の花に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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