いちごのショートケーキの名前の由来って?
ふんわりとしたスポンジに、たっぷりの生クリーム、そして真っ赤なりんごのようないちご——そんな「いちごのショートケーキ」は、日本の春の風物詩ともいえます。でも、実はこの名前、材料に「ショートニング」を使ったからついたわけじゃありません。
実は、アメリカの「ショートケーキ」がルーツ。アメリカ南部の伝統的なお菓子であるショートケーキは、バターをたっぷり使った固めの生地に、イチゴなどの果物をのせて焼いたもの。日本ではそのイメージをもとに、昭和初期ごろからスポンジケーキに生クリームといちごを重ねるスタイルが考案されました。
当時、洋菓子が次々と日本に紹介される中で、このフルーツたっぷりのケーキも注目され、「ショートケーキ」という名前だけが引き継がれたのです。材料の違いはあっても、見た目も味もすっかり日本のものに進化しました。
今では、バースデーケーキといえばまず思い浮かぶほど、私たちの暮らしに深く根づいています。一口食べれば、ふわっと広がる甘さと、いちごのさわやかさが懐かしい気持ちにさせてくれます。
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